妻が自分を避けるようになった
相談者:良 一 様(仮名) 男性 42才(会社員)
対象者:里 子(仮名) 女性 40才(パート勤務)
今回の相談者は、妻の里子(仮名)と子ども(女児)2人と4人暮らしの、良一さん(仮名)42才。
ここ1年で妻の里子が急に冷たくなり、子ども達へ良一さんの悪口を吹き込み、家族の中で孤立してしまっている状況か続いていた。
良一さんが関係を修復しようと試みるも、いつ離婚してもいいといった態度で、休日は子ども2人を連れて毎週実家へ帰るようになった。
良一さんには、一つだけ心当たりがあった。
この1年妻や子どもに冷たくされたことに加え、夫婦関係も断られ続けたため、半年前に里子に怒鳴ってしまったと言います。
里子はいつもこの件を引合いにだし、「暴力的な態度を示す人間とは思わなかった。幻滅した。」と話すが、離婚を決断するか婚姻生活を継続するにあたり、何かあるのかハッキリさせたいとのことで調査を依頼することにした。
里子はパート勤務のため、休日の昼間を中心に、調査を実施した。
里子は良一さんと娘を家から送り出すと、ミニスカートにブーツ姿で自宅マンションより外出した。
里子は使用車両に乗車し、自宅近くのスーパーへ到着。
スーパー駐車場に停車していた、男性の乗った普通車両の隣に停車した。
男性が下車し、里子の車両に乗車、里子はそのまま自宅マンションへ戻り、男を自宅へ招き入れていた。
3時間後、男と里子が自宅マンションから出て、堂々と駐車場へ向かい、里子は男性を送った。
男性について精査したところ、里子の昔の交際相手であった。男性も妻帯者である。
その後の調査で、里子はパートが休みの日には、弁当を男性の勤務先付近まで持参する姿も確認できた。
(調査結果)
調査結果を良一さんに伝えると、1年ほど前に、里子は高校の同窓会へ行ったことがあったことから、そこで再開したのだろうとのことだった。
良一さんとしては、別れたくない気持ちが強かったが、現状のまま婚姻生活を過ごすのは無理だと判断した。
この話をそれぞれの両親と話し合いを持ち、里子にもとに戻れるように説得したが、里子から「慰謝料を払うので、別れてほしい。」と申し出てきたとのことであった。
良一さんは、ここまでしなければ自分で決断できなかったと思う。辛かった婚姻生活を思うと今のほうが幸せです。と話した。
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