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夫の不倫相手は従業員

依頼者:由 美(仮名)45才 妻 専業主婦

対象者:誠 一(仮名)47才 夫 会社経営

 

 

由美さん(仮名)の夫である誠一(仮名)は、会社経営をしており、従業員を数名抱えていた。

由美さんと夫の間には、一人娘がおり、県外の大学へ進学したことから、現在二人暮らしである。

これまで、娘の教育などに忙しかった由美さんは、夫に目を向けることが少なかったといい、二人で時間を過ごすようになってから、夫の行動のなかで怪しい点に気づいたといいます。

夫の行動に違和感を感じ始めたきっかけは、「接待なので夕飯はいらない。」と話すも、帰宅時にはお酒は飲んでおらず、飲食店に行ったような雰囲気ではないことだった。

あからさまにシャンプーの香りを漂わせ、帰宅することもあり、問いただすも、「サウナに行った。」と話すため、信用していた。

ところが、先日、友人より電話があり、先週の日曜日、某スーパーにて夫が女性と二人で車に乗るところを見たと聞いたといいます。

乗車した車両は軽車両で、女性が運転しており、まるで夫婦のようだった聞き、いてもたってもいられなくなり、調査を依頼したいとのことであった。

 

 

夫の行動を調査すると、すぐに結果が上がってきた。

夫は勤務を終えると、週に3回ほど、鹿児島市○○町にあるマンションへ向かい、3時間ほど滞在、その後帰宅していた。

妻には「接待」としていたが、同マンションにて食事を行なっていた様子である。

同マンションの住居人は、夫の経営する会社の従業員の独身女性(40代)であった。

この女性は10年以上夫の会社に努めており、このマンションの名義は夫であった。

休日には、同女性と共に、買い物や温泉に行くなど、夫は二重生活を送っていた。

 

 

(調査結果)

夫が従業員女性と不倫している事実が判明し、由美さんは女性と話し合いを行うことにした。

由美さんは、女の居住するアパートへ出向き、責任を問いただした。女はすぐに夫である誠一を呼び出し、3人で話し合いをすることとなった。

誠一は由美さんに対し「俺たちの関係は既に破綻していただろう?」と話したといい、女もそのように聞かされており、10年の付き合いであることを認めた。

由美さん自身も「子どものことで頭がいっぱいで、夫に対して希薄な態度だったかもしれない。」と反省したが、このままやっていくことはできないと判断、夫と話し合いを重ねた結果、離婚する事となった。

夫は妻に対し、財産分与として自宅と預貯金を渡し、慰謝料として300万円を支払った。

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