妻が習い事をはじめてから帰宅が遅い
依頼者:徹(仮名)49才 夫 会社員
対象者:千佳(仮名)45才 妻 専業主婦
徹さん(仮名)は二人の子どもを持ち、妻である千佳(仮名)と4人暮らし。
子どもも大きくなり、妻の千佳が「近くのジムでやってる体操教室に通いたいのだけど。」と相談があり、徹さんは快く承諾した。
ところが、体操教室に通い始めて1年が経つころには、妻の様子が変わり、以前は全く気にしなかった、容姿に気を使い始め、ネイルサロンにも通うようになった。
妻は、「同じ教室のママと友達になって、みんなやっているので私もしたい。」と嬉しそうに話すことから、「まぁいいだろう」の調子でいたところ、
「教室のママさんと飲み会や集まり」が増え、あまり自宅にいなくなった。
この頃から、妻の言動も変わってきた。
妻の携帯電話を覗いてみると、ロックがかかっており、妻に「なぜロックをかけているのか?」と問いただすと、「何で携帯みるの?!!」と大激怒。
今までは携帯にロックをかけるような妻ではなかった。
度重なる言い合いや喧嘩が耐えないことから、徹さんは、一度調査をしてみて、何もなければ妻を信用したいとの事で、調査を依頼されました。
専業主婦である千佳は、午前中に家事を終え、午後14時頃より近所のジムへ向かった。体操教室が終わった様子の千佳が、同じ教室のメンバーであろう主婦数名と、ジムの前で雑談を行っている。
その後、ジムの駐車場にて、使用車両に乗車し、携帯電話で通話を行う千佳の姿を確認する。千佳はジムを出ると、スーパーへ向かった。
スーパーの駐車場に到着した千佳が、下車する様子はなく、車内にいる様子である。
千佳の車の隣に、男性の運転する普通車両が停車、千佳は男性車両の後部座席に素早く乗車した。窓にはスモークがはってあり、中の様子は見えない。
千佳は車内にて1時間ほど過ごし、男性車両を下車すると、スーパー店内へ向かった。
男性車両は、スーパーを発進すると、鹿児島市○○町の会社事務所駐車場に停車した。白髪まじりの男性は50代後半だろうか。
男性について精査した結果、同会社事務所の社長であることが判明し、同事務所の2階が、男性の自宅であった。男性にも妻子がいる状況であった。
男性の素行調査を行ったところ、同男性も週に3〜4回同じジムに通っており、ジム内で二人は出会ったと思われる。
「体操教室のママさんと飲み会」と話し、自宅を出た千佳は、先日のスーパーにて男性と待ち合わせを行い、ラブホテルにて深夜まで過ごしていた事実も判明した。
(調査結果)
千佳はジムにて出会った男性と交際している事実が判明した。男性にも妻子があることから、W不倫であった。夫の徹さんは、男性と直接話がしたいとのことで、千佳と男性が接触する現場へ踏み込む決心をされました。
男性はすぐに不倫の事実を認め、和解金として300万円を支払うことでまとまった。その後、千佳と話し合いをした結果、反省しており、子どもと離れたくないとして、離婚はしない方向でまとまった。