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次の結婚の約束をしている夫

「夫がいきなり別居したいと言い出した。」

今回ご相談のY様は専業主婦で二人の子ども(高1、3)を持つ4人家族。

ご主人は某会社の会社役員であり、もともと仕事柄外食や接待が多く、

これまでは奥様としても女性関係は大目にみてきた、とのこと。

しかし、今回はご主人が「別居する」の一点張り。

別居理由は「一人になりたい。」

しかしご主人はいこれまで家事等一切したことがなく、

どう考えても一人暮らしは不可能と思う と話すY様。

女性関係であると思われるが、携帯電話もロックがかかっており見ることができないといいます。

相変わらず接待の多い毎日で、ほとんどの帰宅時間が深夜であり、

土日も「休日出勤」もしくは「パチンコ」と言い家を出ると

一日外出したまま夜間まで帰宅しないといいます。

現状を把握するために調査を開始する。


ご主人(以下、本人)は勤務を終えると、使用車両にて会社を出る。

本人が□□町の某マンション駐車場に到着し、304号枠に車両を駐車する。

同マンションはオートロックであるも、本人は自ら鍵を解錠しマンション内へ入る。

マンションの立地条件から、部屋へ入室する姿は確認できない。

304号室について精査すると女性の名前を確認した。

本人は午後23時過ぎ、同マンションを出ると自宅へ帰宅した。

当日本人は「接待で食事をしてきた。」と話したといいます。



翌日本人の入室したマンション付近にて待機する。

先日本人が駐車した304号枠に別の軽車両が停車している。

午後15時同マンションから2名の女性が出ると、304号枠に停められた軽車両に乗車。

60代後半の女性とスラリとした30代前半の女性であり姿から親子であるものと思料される。

同女2名は付近のショッピングモールへ進行、店内にて買い物を行い、

19時ごろ同ショッピングモール内にて食事を行なっている。

午後20時過ぎ、60代女性の運転する軽車両がマンションに到着、

30代の女性のみ下車し、挨拶をすると、マンション内へ進行した。

女性と別れた同軽車両は〇〇町の民家へ進行、同民家宅が「〇▲」宅であり、

マンション304号室の女性の苗字と一致したことから、

同女2名は親子であり、〇〇町の民家が、女性の実家であるものと思料される。

同日、本人が同マンションを訪れることは無かった。




翌日、本人は休日であり、午前中より自宅付近にて張り込みを開始する。

「仕事と行って出かけました。」と依頼者Y様より電話があり、

自宅より車両にて発進する本人を確認する。

本人は今日もまた同マンションへ向かい、マンション下にて本人車両が停車、

車内にて携帯電話で通話を行なっている様子である。

同マンションより女性が出て、本人車両に乗車する。

先日の30代の女性と同じ人物である。

本人と女性は〇〇方面へ向かい、某ホテル会場へ到着、

同日ホテルにて「ウエディングフェア」が開催されている。

本人と女性は同フェアへ向かった。

会場内にて本人と女性が腕を組み、会場内を見て回る姿を確認した。

午後13時過ぎ、同会場を出た本人と女性が某レストランヘ進行、

本人と女性が食事を行なっている。

食事を終えた本人と女性が、レストランを発進、

〇▲方面へ進行、〇▲の温泉街へ向かうと「家族湯〇▲」へ進行した。

約1時間30分を同温泉にて過ごした本人と女性が、

温泉施設より出る姿を確認。

その後、本人と女性は女性の自宅マンション方面へ進行、

マンション付近のスーパーマーケットに到着する。

本人と女性が腕を組み、スーパー内にて買い物を行なっている。

買い物を終えた本人と女性が、女性のマンションへ到着、

304号枠に使用車両を駐車させ、二人で同マンションへ入室した。

その後本人は午前3時までマンションにて過ごし、

午前3時過ぎに帰宅した。


依頼者Y様宅にて「離婚」の話はまだ出ていないにもかかわらず、

すでに新しい女性と「ウエディングフェア」へ参加する夫の姿を見たY様は、

かなりショックを受けた。

さらに2週間調査を行なった結果、本人は週の半分は女性のマンションに入り浸り、

週末は女性と終日過ごしていた。


依頼者は離婚を決意し、女性の元へ話し合いに向かった。

女性は「結婚していることは知っていました。離婚して結婚するので待っていていくれと言われています。」と話した。

女性は「別れるつもりはありません。」と話し、「慰謝料なら払います。」とでた。

さらに女性は現在無職であり、マンションの支払い等全てご主人に任せている と堂々と話す。

女性に対して300万円の慰謝料を請求し、女性はすぐに承諾した。(女性は本人に慰謝料も払ってもらうつもりだと話した。)

この事実はすぐにご主人の耳に入り、その晩激怒したご主人とY様が話し合いをすることとなった。

最終的に「金は払うので離婚したい。」と話すご主人に対し、500万円と養育費月15万(大学の費用は別で請求)と自宅を請求したY様。

更に財産分与にて、ある程度の条件がそろった所で、離婚が成立した。

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