彼女に結婚を申込みたいが・・・
依頼者:加 藤 様(仮名)男性 38才
対象者:ゆ き(仮名)女性 33才
現在、彼女ゆきさんと交際1年の加藤さん。お互いの年齢が結婚適齢期でもあり、加藤さんはゆきさんへ早々に結婚を申込みたいと考えていました。
加藤さんは、鹿児島市内の某企業で働く、真面目な印象のサラリーマン。
ゆきさんとは、営業で行った飲食店(スナック)で知り合い、元ホステスであったが、現在は加藤さんの希望もあり、ホステスをやめ、自宅マンション近くの喫茶店でアルバイトを初めて半年になる。
ゆくゆくは結婚するつもりのゆきさんが、アルバイトだけでは大変だろうと、加藤さんはゆきさんに金銭的な援助をしていた。
しかし、結婚の話になると、ゆきさんは話を濁し、加藤さんの家族とも会ってくれないことで、加藤さんは悩んでいました。
そんな中、加藤さんがたまたま勤務中にゆきさんのマンション近くを通りかかったところ、当日はアルバイトの予定であったゆきさんが、着飾った格好で自宅マンションに戻る姿を発見。
その後も、ゆきさんのアルバイト以外の日中に電話を入れても出ない事が多く、真剣に結婚を申し込む前に、一度ゆきさんの事を調べて欲しいとのことで、2週間の素行調査をお受けしました。
1日目〜2日目
ゆきさんは、平日3日間は喫茶店でアルバイトをしているはずが、終日自宅マンションから外出せず、在宅したままである。
※2日目は、依頼者である加藤さんに対し、「今日はアルバイトで疲れた。」などと話をしていた。
3日目
加藤さんに対し「今日は朝から夕方までアルバイトなの。」と話していたが、ゆきさんは、お昼まで自宅を出る様子はない。
13時ごろ、自宅マンションの前に一台の高級車が到着、その後、綺麗に着飾ったゆきさんが、同車両の助手席に乗車する。
同車両は、某レストランに到着し、運転席から50代の男性が下車、ゆきさんをエスコートし、店内へ向かった。
食事を終えた、ゆきさんと男性が、男性の車に乗車し、鹿児島市錦江町方面へ向かった。
ゆきさんと男性がラブホテルへ進行、ゆきさんは男性と約3時間を同ホテルで過ごした。
夕方、男性がゆきさんを自宅マンションに送りとどけた。
4日目
ゆきさんは、日中、自宅付近のスーパーに買い物に出向くも、その後は、在宅しており、夜間、依頼者である加藤さんがゆきさん宅を訪れていた。
5日目
午後14時頃、綺麗に着飾ったゆきさんがマンションから出ると、歩いて徒歩5分の場所にあるコンビニエンスストアに到着。
同コンビニの駐車場には、四駆の大型車が停車しており、30代の男性が車内にて喫煙を行なっている。
ゆきさんは同車両に乗り込むと、男性車両が発進。車両は霧島市方面へ進行した。
ゆきさんの乗った男性車両が、某温泉施設に到着、ゆきさんは30代男性とともに家族温泉を利用した。
温泉を出た二人は、その後、コンビニエンスストアに立ち寄り、同コンビニにて1時間ほど話をしている。慣れ親しんだ雰囲気である。
男性は、ゆきさんを待ち合わせしたコンビニまで送り届けた。
6日目〜7日目
同日は、依頼者である加藤さんとゆきさんが一緒に過ごすとのことであった。
8日目〜9日目
ゆきさんが自宅を出ることはなく、終日在宅している様子である。
10日目
午前11時ごろ、ゆきさんのマンションの使用駐車枠に、加藤さんのものではない普通車両が駐車している。
ベランダ側の窓はあいており、カーテンがゆれている。
電気メーターが回っており、室内にゆきさんがいることは確かである。
午後15時頃、40代〜50代のスーツ姿の男性が、マンション入り口より出ると、ゆきさんの駐車枠の普通車両に乗車する。
男性はマンションより発進、男性の追跡を行うと、某企業の駐車枠に停車、男性が勤務先に戻った様子である。
※その後、依頼者に確認した頃、同男性の顔・年齢・勤務先から、ゆきさんから聞いていた元彼の可能性が高い。
11日〜13日
ゆきさんは、近くのスーパーへ出かける程度であり、目立った動きはない。
また、ゆきさんのマンションの使用駐車枠に、いずれかの車両が停車することもなかった。
14日
この日、ゆきさん宅に加藤さんが行きたい旨連絡するも、「今日はバイトで家にいないよ。」と断れていた。
13時過ぎ、先日ホテルへ行った50代男性の運転する高級車が、ゆきさんのマンションの前に停る。
ゆきさんはいつものようにオシャレをした格好で、男性車両の助手席へ乗車、男性車両が発進し、鹿児島市内の天文館方面へ進行。
付近のパーキングに車両を停車した男性とゆきさんが、徒歩にて移動(ゆきさんが男性の腕を組んでいる)、某レストランへ進行した。
1時間ほど食事を行なった男性とゆきさん、その後タクシーを拾うと、某ホテルへ向かった。
3時間が経過、タクシーが某ホテルに向かうと、ゆきさんの姿一人である。ゆきさんは自宅マンションに到着すると、マンションへ入室した。
〈調査結果〉
ゆきさんはアルバイトをする様子はなく、また、複数の男性と関係があり、以前の派手な生活から抜け出せていないといった印象を受けた。
加藤さんは報告時とてもショックを受けていましたが、「このまま相手が結婚してくれるのを待っていたら、時間の無駄でした。」と事実を前向きに受け止められました。